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NPO法人ふるさとつなぎのブログ

ふるさとつなぎは「農漁村のまちづくり」と「広報物の製作」の2軸で事業に取り組んでいます。

設立3周年

早いものでふるさとつなぎを設立してから3年が経ちました!

3年前、経験も知識も大きな組織の後ろ盾も、何もありませんでしたが、「人との縁」だけはありました。多くの人が手伝ってくれたり、助言や苦言をくれました。この3年間、様々な方のお陰で順調に法人として前進していくことができ感謝してもしきれません。

 

3年前、当初ほとんどの「仕事」はボランティア的に動かざるを得ませんでした。「実績づくり」「経験のため」「何が仕事になるかわからないから」と、先行投資のような気持ちで何でもやってきました。今では自治体さんや企業さんから対価をいただき「事業」としてご一緒することができるようになりました。(今でも、すぐに収入に繋がらない仕事は多々ありますが、生計が成り立っているだけでも当初とは違います)

 

そして、当然仕事を通じて社会的な成果を出せるよう常に意識してきました。(結果論ではありますが)例えば体験プログラムでは鵜鷺に7名・奥出雲に3名・佐田に3名、その他県内の地域に6名程度、移住(Iターン)に繋がりました。

 

3年前、目の前に道はなく「草むら」でした。ただ、試行錯誤や挫折を繰り返しながら進んできたその草むらを振り返ってみれば、けもの道ができていました。

そんな、仲間や多くの人たちと共につくってこれた道の、ほんの一部を記載しておきます。(以下、長文)

 

【交流づくり・定住支援に関する取り組み】
出雲市鵜鷺地区◇
人口230人・高齢化率60%の集落。ふるさとつなぎの事務所はここにあり、僕自身もここに移住して4年目。
「地域の人と交流し、地域の人と繋がる」体験プログラムを企画運営。人を主役にした冊子の作成・各種情報発信などにより口コミで地域の魅力が広まるための動きも。その他、学生から経営者の集まりにいたるまで多くの団体・個人などに向けて案内や滞在のお手伝いをしてきました。
27年度からは「随時開催型プログラム」として、地方への移住検討者を個別に案内することも始めました。
これまで、プログラム参加者などふるさとつなぎが直接関わった方で鵜鷺に移住(Iターン)した人は自分入れて10名います。
また、地元のグループと連携を組ませていただき活動しています。

結果として、鵜鷺地区は人口の1割にあたる23名がIターン者という地域になりました。さらに、地元の方は移住者に対して自然体で接する方が多いこともあり、定着率の高さが特長です。

尚、当然移住した人だけでなく鵜鷺に多くのファン・リピーター・サポーターがうまれました。

 

◇奥出雲町◇
以前僕は住んでいたこともあり、設立当初は鵜鷺と奥出雲を行ったり来たりし活動していました。
特に力を入れた事として、25年度、26年度で県外在住者を対象とした体験プログラムを数度実施。移住者でいえば奥出雲地方に3名(うち2名は自治体でいうとぎりぎり雲南市になる)。奥出雲以外に移住された方は複数おり、他にも移住者以外にも何度も奥尾出雲に通う方々がいます。
27年度は奥出雲でのプログラムはお休みしましたが、上記の随時開催型プログラムで数組ご案内するなど縁は続いています。

 

佐田町
鵜鷺や奥出雲での取り組みをご評価いただき、27年度からご縁をいただきました。
始まりは、㈱未来サポートさだの取り組む都市農村交流プログラムの企画運営をご一緒したこと。これがきっかけで地元の方と縁ができ、色々と佐田で動くことが増えました。随時開催型プログラムで移住検討者を案内したり、2月には都市部から参加者を募りって鵜鷺と佐田で一泊ずつするプログラムも実施。
佐田には、1年間の活動を通じてまずは3名の移住者がありました。
28年度も、地元グループさんと連携して色々と取り組みが増えます。

多伎町
地元で、昨年度から国の事業を受け立ち上がった「いちじくの里多伎 きらりプロジェクト」さんにお声掛けいただき27年度からご一緒しています。
住んでいる鵜鷺からも30分ぐらいで通えます。まずは、ご依頼のあったウォーキングマップをつくりました。また、28年度は昨年度よりも一歩も二歩も踏み込んで仕事がさせていただけそうです。

【派生型がうまれる】
これまで記載してきたようなことを踏まえ、例えば県内外の旅行会社さんや団体から、地域でのツアー企画調整をご依頼いただいたくことも増えてきました。
出雲市さんの定住支援サイト記載用に出雲全域のUIターン者の取材記事づくりの仕事も。その他、冊子製作や文章づくり、記事づくりなどの仕事もしています。

仕事を通じ、各地域の方々や県外の方との縁ができていることが財産です。


【その他の仕事】
幅広くやってきました。高齢者への聞き取りを通じた地域資源の掘り起こしとそれをまとめた冊子づくり、商品開発のお手伝い及び試食会の開催(地元向け・外部向け)、商品ラベル作成、出張料理人事業の立ち上げと運営支援・・・


【法人として以外】
その他、島根県中山間地域研究センター客員研究員などいくつかの立場でお仕事をさせていただいています。詳細はここでは割愛します。


【視察対応・登壇・など】
僭越ながら、ご依頼いただき鵜鷺にお越しいただいてお話させていただく視察対応や、フォーラム・イベントなどへの登壇、他地域でお話させていただくなども増え、それらを合わせると27年度は20回程度ありました。変わったところでは、小学校の授業にも呼んでいただきました。


【会員】
一番大事なこと。「増やそう」と考えいないにもかかわらず、40名を越えました。何かあればお忙しい本業の傍ら手伝ってくれる学生や若手社会人、地域の先輩方などボランティア的な会員の方々。中には、イラストなど何らかのスキルがあり、受注した業務によっては連携して仕事をしているような会員の方もいます。
会員の方が主体となって田舎体験婚活やワールドカフェなどの企画を開催したこともあります。


【28年度】
今年度は、これまでの経験も活かしつつ違う分野での挑戦もいくつかはじまります。新たな地域とのご縁もありそうです。数年先を見据えた仕事づくりの準備も始まります。
尚、これまで日常的な業務はほぼ自分が一人でやらざるを得ない状況だったのですが、色々と動きがあり少し状況が変わってきそうです。


長くなりましたが、これからも「人と人」「人と地域」をつなぎ地域を未来につないでいく力となれるよう地道に取り組んでいきますので、ご支援・ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。